暑い

職業柄、熱中症(heat cramps/exhaustion/stroke)にはよく遭遇します。急性の熱中毒症(=heat poisonig)と考えれば急性アルコール中毒症と同じで、原因ははっきりしています。

アルコール中毒にならないようにするには、まことしやかの対策はありますが、結局は量とスピードをコントロールするしかない。熱中症も同じです。暑さの程度とスピードをコントロールしなければなりません。だれか「天気の子」か「ナミ」をよんでこい。

熱中症になったら、熱を下げることに加えて、水分、塩分不足になるので補充は必要です。(実際は体の塩分濃度が高い場合も低い場合もあり、補充の仕方はいろいろです。)通常状態では水分、塩分は正常に保たれるので取りすぎた分はおしっこにでていくだけです。予防として普段から塩分を補充する必要はありません、血圧が上がります。通常と熱中症の間が難しいわけです。

もう一つの熱中症、子供は特に目の前のことに熱中(Enthusiam)します。本人が熱中症症状に気づくことができない場合があるので、これはもう大人の責任です。

最後に、結局熱中症になる場合は熱中症+アルファ(熱中: Enthusiamをふくむ)です。体調がおかしいと気づくためには、体調が整っていることが大前提です。ご飯が食べられて、よく寝られていればおおよそ問題ありません。(これは大人でも)おそらく予防として最も重要なのはこの部分であると思います。日本人の場合、塩を取ることで食事が進む場合が多いので、そういう意味で塩分を取ることは予防につながるのかもしれません。

長文すいません。あくまで私見ですので、下記サイトをご参照ください。

 

<熱中症対策Web> 

環境省熱中症予防サイトhttp://www.wbgt.env.go.jp/doc_prevention.php

JAPAN SPORT council 学校安全Webhttps://www.jpnsport.go.jp/anzen/default.aspx?tabid=114

文部科学省熱中症関連サイトhttps://anzenkyouiku.mext.go.jp/heatillness/index.html

総務省消防庁 熱中症情報https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html

海外旅行者向け 熱中症対策http://yokosonews.com/lifestyle/jtg-heat-alert-in-japan